使用方法

使用するのは設定コモンだけです (処理コモンは、自動的に振動させる・あるいは停止させる役割のみを持ちます) 。

設定コモンを、パラメーターとして ON(1) または OFF(2) の値を設定して実行してください。 ON で実行すると、OFF で実行しない限り文章コマンドが実行されるたびにメッセージウィンドウを振動させます。

基本的には、振動させたい文章の前で ON にして、振動させたい文章の次に OFF にする ようにしてください。

[設定値] の OFF[互](0) は、バージョン 1.0 での設定と互換性を保つためにあるパラメーターで、 内部では自動的に OFF(2) として扱われています。このパラメーターは使用しないでください。

使用例

■文章: 「この部屋は何だろう?
▼振動するため ON にする - 次以降文章が振動する
■イベントの挿入[名]: ["メッセージ振動/設定"] <コモンEv xxx> / 1:ON
■文章: 「うわ、暗っ!! (ウィンドウが振動します)
▼振動を無効にするため OFF にする - OFFにしないと次の文章でも振動する
■イベントの挿入[名]: ["メッセージ振動/設定"] <コモンEv xxx> / 2:OFF
■文章: 「気をつけて進まないと……

トラブルシューティング

ウィンドウが振動しない。
- ON コマンドを実行しているかどうか確認してください。ただし、ON にしたままにすると正しく動作しなくなります。
- 変数の呼び出し値を正しく設定しているか確認してください。
- コモンの起動条件を正しく設定しているか確認してください。
- 変数が別のイベントから使用されていないか確認してください。
- 振動の幅/フレーム数/対象ピクチャの値を確認してください。
文章が振動しない。
- 現時点での仕様です。文章自体は振動できません。
(基本システム使用時) 顔グラフィックを振動させたくない。
- 使用準備 手順 5 で、終了ピクチャNo. に 19500 を指定してください。
振動したままになる。
- OFF コマンドを実行したかどうか確認してください。
メッセージウィンドウがずれる。
- OFF コマンドを実行したかどうか確認してください。
- 文章コマンドと文章コマンドの間にウェイトを設定している場合、ウェイトの前の時点で OFF にしてください。
- ほかのコモンと競合している可能性があります。

最後に